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超音波検査(エコー)とは、探触子(プローブ)から超音波が発生し、そのはね返りの違いを画像にしモニターに映し出すものです。
静止画像ではなく動画像で観察することができ、
簡易で苦痛が少なく、レントゲンのように被曝の心配もない検査
です。
心臓の形態、心臓の筋肉や弁などの動きを動画像で観察することができ、心臓の機能を
調べる検査です。心筋梗塞、狭心症、心臓弁膜症、心筋症、心不全などの状態を知るために威力を発揮します。
上の画像は、カラードップラー法という検査法で心臓内の逆流または、大動脈から心臓への逆流を青色と赤色で区別して見ることができます。
腹部超音波検査では、主に肝臓・胆のう・膵臓・脾臓・腎臓・消化管・大動脈・膀胱・前立腺・子宮など幅広い範囲を観察します。この検査では、おもに内臓の炎症、癌、結石、動脈瘤などがわかります。
従来の腹部超音波検査(エコー検査)では、消化管はガスや内容物であまり見ることができないといわれてましが、最近開発された腸管エコーでは胃や小腸・大腸疾患もよく分かります。
胃の壁が厚くなっており(13ミリ)、急性胃粘膜症候群を疑います(※正常な壁の厚さは、6〜7ミリです)。
大腸の壁が厚くなっており(9ミリ)、周辺のリンパ節もはれています。急性細菌性腸炎(食中毒)を疑います(※正常な壁の厚さは3ミリです)。いわゆる胃腸風邪のウイルス性腸炎では腸の壁は厚くなりません。
超音波検査は、状態によっては見えないことがあります。例えば、食事をすることによって、胆のうは収縮してしまい見えにくくなり、また消化管の動きは活発となり、ガス発生して見え難くなります。
頚動脈は体表近くの血管であるため、超音波で描出が容易です。おもに血管壁厚さ(IMT:内中膜複合体厚)や状態などを観察します。脳と心臓の動脈硬化の程度を予想できます。
動脈硬化とは、動脈壁が厚くなって、弾力性がなくなり、血管が堅くなった状態をいいます。右図のプラークは、ドロドロしたマヨネーズのような色や形をしており、くずれて血管内に流れ出します。すると、血小板や赤血球が集まってきて、急激に赤い血のかたまり(血栓)が血管内にできてしまいます。いわゆる脳梗塞や心筋梗塞の始まりです。
上の画像は、頸動脈の一部の壁に盛り上がり(プラーク)が見られます。
上の画像は、頸動脈の血液が流れる速さを測る検査です。右と左の流れる速さに大きく差がある場合、血管が狭くなっている可能性があり、精密検査が必要となります。