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◆ガン発見最前線

☆冬場に血圧が上がるって皆さんご存じですか?

    秋になって気温が下がってくると、血圧は自然と上昇します。今年は例年より暖かいにもかかわらず、血圧の上昇が早くやってきているようです。
 東海地方では、
血圧は10月中旬から11月初旬に上がり始め、6月ごろになると下がり始めます。夏と冬では血圧の差が約10mmHgもあります。
 当院では夏と冬で降圧剤の量や種類を変え、血圧を調節しています。当然、晩秋から冬にかけて量も種類も増やし、初夏からは薬を減らし始めます。
このような血圧変化は家庭血圧によく現れ、冷暖房がきいて室温が一定な病院内で血圧を測っても上昇しません。したがって家庭で血圧測定をすることが大
前提となります。

 
冬の朝は気温が下がるので起床直後から瞬間的に血圧が上昇します。血圧は、室内温度によって上がり下がりすることが分かっています。早朝に暖房がきいたトイレや洗面所を使っている人はあまりいません。この時期、早朝には急激な血圧上昇が起こり、起床後1時間以内の脳梗塞や心筋梗塞が一日の中で一番多いのです。
 早朝血圧は、将来脳梗塞の発症を一番予想できます。
上の血圧が135mmHgでは110mmHg台に比べて4.5倍も脳梗塞が増えることが明らかになっています。よって
早朝高血圧は一番危険で、これを正常化(135mmHg/85mmHg以下、できれば120mmHg台)することがこの時期の治療の最重要課題です。早朝血圧を下げるためには、朝飲む薬を増やしてもうまくコントロールできません。薬が24時間効かないからです。早朝血圧を下げるためには、朝だけでなく、夜寝る直前の薬を増やすことが一番効果的なのです。

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