患者背景:70才代 男性 定期通院中の患者さん
発見のきっかけ:院内の定期検査の胸部レントゲンで肺に異常を認めました。胸部CT検査を施行した結果、異常を示した場所とは違う場所に偶然4mmの病変が見つかりました。
病変の変化:左側の肺に淡い小さな円形の影が、ゆっくり年月をかけ少しずつ大きくなって中心部も濃くなっています。4年間半年ごとに追跡した後に呼吸器外科へ紹介手術となりました。
解説:4年後のCT画像のように中心部が濃くなってきた時期に外科医への紹介が適切です。
手術の結果:ステージⅠA1の肺癌(腺癌)