新型コロナウイルスの日本国内での感染拡大に伴い、不安な日々をお過ごしかと思います。報道の通り、高齢者（60歳以上）や重症な基礎疾患を持つ人の死亡率が相対的に高く、当院に定期通院中の患者さんの多くがこれに当てはまります。感染拡大の防ぐため、当院では発熱や咳などの症状のある患者さんに対して以下のような対策を行っています。

1. 受診する時間をずらして他の患者さんとの接触を避ける
2. 自家用車で待機してもらい、駐車場で看護師の問診を行う
3. その後、定期受診の患者さんとは導線を分け、隔離室で診察を行う
4. 胸部レントゲンやCT検査を行う場合、定期受診の患者さんと接触しないように配慮する
5. 検査後は検査機器や部屋の消毒を入念に行う

　このような対策を行っています。毎日業務終了後に看護師と会議を行い、問題点があれば日々修正しながら診療に当たっています。定期受診の患者さんは安心して普段通り受診して下さい。定期検査などの日程の延期を希望される方は受診時に事務や看護師にご相談下さい。 （文責：灰本耕基）

【発熱、咳などの症状がでたら】
　1～3ヶ月毎に定期通院中の患者さんで、発熱や咳、味覚･嗅覚異常など新型コロナウイルス感染症を疑う症状が何日も続いているようでしたら当院で対応いたします。肺炎を少しでも疑った場合は胸部CTまで行い、春日井保健所や春日井市民病院に相談しています。

　ただし、感染拡大を防ぐため、受診前にまず春日井保健所（帰国者・接触者相談センター：0568-31-2189）に相談し、その後、当院にも電話してから来院下さい。他の患者さんとの接触を避けるため、受診する時間帯をこちらから指定いたします。